サントリーが先週末、さらなる値上げを発表。
続いてアサヒ飲料が昨日値上げを発表。
どうやら長い間続いた、飲料低価格時代の終焉を迎える時が来たのかもしれない。
考えてみればこの20年、自販機は低価格販売傾向に向いていた。
いつでもどこでも手軽に飲料が買えるという自販機はかつては定価で商品が売れるという、優等生的な存在だった。
それがいつの間にか、自販機シェア争いの中で価格やリベートの競争に陥り、今のようになってしまった。
飲料製品がずーと値上げが出来ていないこの20~30年を失われた期間だとしたら、缶コーヒー150円・ペット製品200円でもおかしくないのかもしれない。
ただ、随分と長い間デフレの時代を過ごした私達に、すぐインフレマインドに慣れろというのもなかなか厳しい事だ。
それにしても、この商品の値決めと言うもの、本当に難しい!
稲森和夫さんはこう言ってます。
「値決めは安ければ良いというものではない。営業戦略によってがらりと変わる。値決めは経営を本質なのだ」
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