• 自販機=店
    ある知り合いの社長が、自販機ビジネスが簡単ですごく儲かる商売に見えると。大きな勘違いである。自販機は一台一台が飲料製品を売る店なのだ。お店には必ず固定経費がかかる。当然、収益の上がるものと赤字のものが出てくる。それらをしっかり管理して、初めて商売が成り立つ。しかし、それらの管理もせずに売上や規模だけを追い求めていると、うまくいかない。多分これって、私達の商売に限って言えることだけではないと思う。...
  • ダイドー中期経営計画
    ダイドードリンコの2026年に向けての中期経営計画が発表された。自販機については2026年までに・・・・稼働台数 28.5万台パーマシン 8%増1人当たりの売上 20%増その他、自販機寿命を延ばす。スマオペの早期確立と共栄会(卸先)への展開となっている。驚きは稼働台数増を目標に掲げている点である。3年で1.5万台増だから、今後も自販機積極展開という事になる。パーマシン8%増はかなり厳しいハードルであろう。どんな戦略で1...
  • 人手不足
    ある同業の社長さんより電話が・・・どうやら深刻な人手不足のようで、現在、最低必要人員に一人足りない状況になっているそうだ。そして、現在のいる社員さんも近々何人か退職する意向があるようで、事態は随分と深刻のようだった。この業界は今風で言えば「ブラック」な業界で、近年、ユニオンとの問題など世間から注目も浴びていた。私もこれは、真剣に取り組まなければならない問題として認識し、会社内でここ数年いろいろな変...
  • 多様性と同質性
    コロナの影響で自販機売上が低下し、私達の自販機オペレーター業界のビジネス環境が大きく変わろうとしている。自販機市場が飽和と言われ久しいが、競争環境は相も変わらずである。この状況が続けば、さらに自販機オペレーターの倒産や廃業、さらには飲料メーカーなどの再編もあるのかもしれない。今後の生き残りのカギは何だろう?キーワードは「多様性と同質性」。同質性の中競い合いが起これば、強い者だけが残る。多様性の中で...
  • 相次ぐ倒産・廃業
    飲料自販機オペレーターの倒産・廃業がのニュースが相次いで飛び込んでくる。本日も神奈川のあるオペレーターが倒産したようだ。厳しいというのは聞いていたが、やはり現実となってしまったのか、という思いである。自分自身あらためて経営者と自戒し、しっかり経営していかなければと思いを強くした。...
  • 2022年スタート
    あけましておめでとうございます。2022年の幕開けです。さて今年はどんな年になるのでしょうか?私達の取り巻く経済的環境は刻一刻とと変わっていきます。昨今ではコロナに起因する需給ギャップで世界的なインフレやモノ不足が発生しています。中小企業の立場で考えるなら、相変わらず人手不足の状況も深刻です。それら以外にも悪い円安、中国の景気悪化、オミクロン株の悪影響など懸念事項はたくさんあります。これらマクロ的な経...